
賢治や啄木が生まれた日本の岩手、杜と水の都・盛岡。
この美しい城下町・盛岡で「杜陵印刷」が産声を上げたのは大正11年。
それは、パイロット万年筆の創業と同じ年でした。
昭和18年、東京神田に杜陵印刷東京営業所を開設し、昭和22年には東京小石川に出版社「杜陵書院」を創立。宮沢賢治の『注文の多い料理店』を初版の紙型を借り出して再版したり、石川啄木の伝記本や『銭形平次捕物帳』などを出版していました。
昭和27年になると、株式会社杜陵印刷紙業部を株式会社赤澤紙業として発足。さらに、昭和35年には、株式会社赤澤紙業を母体として岩手県経済連と聨合紙器との合資による「東北紙器株式会社」が誕生しました。
印刷業務の「杜陵印刷」、洋紙・包装資材の「赤澤紙業」、段ボールの「東北紙器」が一体となった総合力を生かし、それぞれが持つ特性を発展させながら社会に貢献するトータル・パッケージング企業グループ、それが私たち赤澤グループです。
私たちを育んでくれた大地に感謝しつつ、これからも郷土の血となり肉となって、更なる社会的使命を軸に、お客さまや地域から信頼される企業を目指してまいります。